いろんな授業

技術の進化に伴い、学校や塾の授業というものも多様化してきています。
例えば、

 

1、従来ながらの集団指導

2、1対1や1対3の個別指導

3、自立型個別指導(1と2のミックス的な感じです)

4、反転授業(授業は家で、演習を学校や塾でという感じ。近大さんが好きですね)

5、映像授業(東進さんが有名ですね)

6、アクティブラーニング(積極的な授業参加型授業。塾業界では最近の流行のようです)

 

などなど
塾や学校の関係者が集うセミナー等では喧々諤々議論がなされています。

さぁどれが正解でしょう?

 

 

 

もちろんそんなものはございません。
江戸時代、群馬県の田舎から江戸へ出てきた関少年は独学で『塵劫記』を学びました。
ちょうど今の小学生の教科書内容ぐらいでしょうか。
その後、若くして将軍直参となり、微積による求長・求積や導関数など、
ライプニッツの名前も広まっていない日本でひたすら数学を独学で突き進んでおられました。
その時代に存在したものと言えば精々、紙と筆ぐらいのもんでしょう。

今のように映像授業や参考書はおろかマーカーペンも消しゴムも無い時代です。
ベストセラーの教科書的なものが先ほどの『塵劫記』ですが、それでも小学生内容です。
関青年にはもはや理解を助けてくれるモノなど何もなかったことでしょう。

 

もちろん、すべての人間が関考和のように自力で学問の道を進める訳ではありません。
確かに一種の天才だったことは間違いないでしょう。
ただ、この生き方から学べる事があるとすれば、ツールはしょせんツールなんです。
最初に書いた授業形式もすべてツールの一つです。

 

大事なのは『学問に向かう姿勢そのもの』です。
そこがズレていてはどんな環境があろうが、何を与えようが、一切が無駄であると私は思います。
ですから、我々のように勉強に携わる大人が最も向き合わねばならんのは『勉強へ向かう姿勢』
であると思います。


そして、これは少し意地悪な見方かも知れませんが、
そういったツールをひたすらに宣伝する塾や学校というものが私は信用ならんのです。
この最も大事な点から目を背けているようにしか見えないんですね。
人件費と家賃・広告宣伝費が最も大きい費目で、
通常の商売では最もキャッシュアウトする仕入が存在しない特殊な業界です。
こういった塾はその『教える人間』いうなれば肝の肝である『商品』に精一杯のお化粧をしているようにしか思えません。
もっとはっきり言うと人件費さえも切り詰めて利益を優先しているという事です。

塾選びに悩まれる時期だと思います。

どうかシステムや仕組みにブランドよりも、

大事なわが子に長時間関わって益をもたらす人間かどうかという観点で塾選びをして頂ければと思います。もちろん当塾も含めてです。

 

数多く塾が存在するこの町で選んで頂けるよう、修行修行です。

2017年02月15日